一夜漬け音楽理論 音楽理論

一夜漬け音楽理論・音程

 

はじめに

「一夜漬け音楽理論編」一時間目は、音楽理論のキホンのキ、「音程」について解説します。

音程とは

あなたは「音程」という言葉自体はどこかで耳にしたことがあると思います。
では、「音程」を説明してください、と言われると、意外と難しいのではないでしょうか。

音楽理論では、「音程」を正確に定義しますが、「一夜漬け音楽理論編」ではこれをざっくりと説明します。

ズバリ、「音程」とは、音と音の距離のことを意味します。

音とは物が(主に空気が)振動することで、人間の耳を通して感じることができる振動です。
これが特定の周波数で振動したものに名前をつけていき、それぞれの音の距離(隔たり)を「音程」と呼ぶのです。

音楽はドレミから

では名前の付いた音、について説明します。
それは皆さんご存知、「ドレミファソラシド」です。

ここで五線譜(音程を人間がわかりやすいように表記したもの) を見てみましょう。

小学校の音楽の授業で出てくるので大丈夫だと思いますが、
五線譜の上下は音の高さを表します。

ドとレは高さが違うことがわかります。
ではレとラはどうでしょうか。
ソとシはどうでしょう。

それらがどのくらいの距離離れているか、それが「音程」なのです。

ドとドは同じ音ですが差は1と数え、
ドとレはもう一つ離れていますから、差は2と数えます。

ココがポイント

「音程」とは、名前付いた音同士の距離(隔たり)のこと

ドレミの別名

先程「ドレミファソラシド」が出てきましたが、実は「ドレミファソラシド」は「イタリア語」での音の名前なのです。
音楽理論では一般的に「英語」で表記されます。

「一夜漬け編」でも今後は英語で表記していきます。

英語と言っても難しくありません。以下をご覧ください。

ドはC、レはD と言った形で、ABC で表記するだけです。
G まで行くと A に戻ります。
ド が A ではないのが少し紛らわしいのですが、すぐに慣れます。

ちなみに日本語ではハニホヘトイロハとも呼びます。
日本語版は音楽理論では使わなくても大丈夫です。

ココがポイント

ドレミファソラシドは C D E F G A B C という別名があり、アルファベットで呼ぶことが多い

おわりに

以上で「一夜漬け編」1時間目、「音程」はおわりです。

次は2時間目に進んでも良いですし、もっと音程について詳しく勉強したくなった場合は「一週間編」の音程編を除いてみても構いません。

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